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ケアマネは見た!ケアマネは見た!

ケアマネは見た!

制度を理解できず、必要なサービスを拒否する家族

「公正中立」「尊厳の保持」―。残念ながら、そんなキレイごとが通用しない現場はいくらでもあります。本企画では、ケアマネジャーが見た困難事例を通し、在宅の現場を直視。ケアマネや介護従事者とともに、今日を乗り切るための知恵を探ります。
※「ケアマネが見た」は、実例に基づいた困難事例を紹介し、現場経験が豊かなケアマネが解決に向けたアドバイスを送る企画です。

相談者:40代女性ケアマネ

◆担当している人と家族
利用者:80歳代女性、加齢に伴う身体機能の衰えから要介護1、認知症はなし。排泄や食事は自立している。入浴はできないが、シャワーで簡単に汚れを落とす程度のことはできる
家族:長男、50歳代男性、軽い知的障害があるが、障害者雇用枠で働いている
◆サービス利用状況
福祉用具貸与(歩行を補助するための杖)

制度を理解できない家族のせいで、必要なサービスを付けることができません。

ご利用者は、軽い知的障害を抱えた息子さんと暮らしています。息子さんは、一般企業の障害者枠で働いており、簡単な判断をしたり、自立した日常生活を送ったりすることはできます。

ただし、介護保険制度については理解が及びません。そして、自分が理解していないサービスを使ってもらおうとすると、「使わせるな!」と、ものすごい勢いで怒り出すのです。普段は本当におとなしい人なのに…。

ご利用者が言うには、「息子なりに私を守ろうしてくれているのだろう。その気持ちは大切にしてあげないと」とのこと。その結果、見て分かりやすい杖くらいしかサービスを付けることができないのです。

とはいえ、利用者さんももう80歳代。今年に入り、より身体の衰えが目立つようになりました、このままでは、どうしてもサービスが必要になっても、利用することができません。どうしたらよいでしょうか。

ベテランケアマネジャーからのアドバイス

この場合、息子さんのケアをされている医師やソーシャルワーカーとの連携が必要と思います。こうした専門職にサービス担当者会議に参加してもらい、新しいサービスを導入する意義などを説明した上で、息子さんにしっくり来る言葉で、サービスを使う意味を説明してもらってはどうでしょうか。杖に理解を示しているところから考えれば、うまく伝われば、解決できる可能性が高いでしょう。

とにかく、ケアマネも1人で抱え込まないことが大切です。

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