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依存症にまつわるエトセトラ…えっ?!そうなん!!

アルコール依存症?!…まずは「臭い」と「歩行」に注意!

広葉樹の華やかな色合いが、日々、深さを増す季節となりました。黄昏の空気も、時に痛いほどの冷たさを帯びるようになり、冬将軍の到来が間近であることを感じます。私は桜は見に行きますが、紅葉狩りにはまいりません。紅葉の鮮やかさと艶やかさが徐々に渋さを増し、最後は限りなく鈍色に近い、墨絵のような風景になってしまうのが、なんだか物悲しいから。諸行無常の響きあり…。

すみません、冒頭から暗転してしまいました。さて私ですが、この連載を開始したころ大枚はたいて「ネームできる講座」なる漫画のネーム講座の受講を始めました。3年ほど構想を練ってきた「社会派医療ファンタジー」の第1話のネームを完成させるという目標を達成するために。卒業までの3カ月でなんとか50Pのネームができました!(パチパチ!)でも、もちろんこれで終わりではありません。原稿にしていかなきゃなんないのですから。そして続いて2話のネームづくり。まさに無限列車、よもや、よもやだ…。あっ、このセリフをいい加減に使うと「鬼滅の●」大ファンのうちの所長に大目玉をくらってしまう。ひー!煉獄の業火がっ!!

ええっと、本題に入ります。前回、アルコール依存症は高齢者にとっても身近なリスクであることを紹介しました。そこで今回は、みなさんが訪問したときやほかのサービス事業所の職員さんが利用者さんに接したときに「あれっ?!これってアルコールが原因でないかい?」と気づいてもらえるような、よくあるポイントを挙げていきたいと思います。

まずは、ごくわかりやすいところから。

特徴その1:日中からアルコール臭

これは非常にわかりやすい。かなりアルコール依存症が進んでしまっている状況ですね。普通は臭いを消すのにガムをかんだりしますから。ただ、病気の影響で肝機能がうまく働いていない人の場合は、少しの飲酒でもアルコール成分を分解しきれず、このような状態になってしまうこともあります。

特徴その2:転倒・転落が多い。けがや病気がないのにも急に歩行状態が悪化した

アルコールは脳の平衡感覚の鈍麻や筋肉弛緩なども起こしますので、うまく歩けなくなってしまうのです。

依存症支援のきっかけとなった衝撃の出来事

そういえば、私がかかわった方に「自分は脊柱管狭窄症になったから歩けなくなった」と思い込み、ドクターショッピングを繰り返したり、いろんな書籍を買いあさったりして、ひとりで原因究明をされている方がいました。

この方、自宅に訪問してもなかなか自室に入れてもらえなかったのですが、ある日、管理人さんと一緒に訪問したら、玄関のかぎが開いているのに、返事がありません。そこで、管理人さんと一緒に中に入ると、衝撃の光景が…

部屋中に敷き詰められた、おびただしい数の空の焼酎1.5リットル紙パックの上に、半裸で息も絶え絶えの状態で横たわっておられたのです。

この方との出会いが私をアルコール依存症専門支援の道に向かわすきっかけとなりました。その話はまた別の機会で。次回も気づきのポイントについて挙げていきたいと思います。それでは‼

富察
関西の某中核市にある地域包括支援センターに勤務する、漫画家志望の白衣大好き主任ケアマネジャー。「関西アルコール関連問題学会」会員。趣味は空手・ラグビー観戦 ウエイトトレーニング、医学史研究。大学での専攻は実は史学科東洋史。中国文化が大好き。特に清代。

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