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管理者はつらいよ

現場に現れるトンデモ・ケアマネ

居宅だけの事業所で代表兼管理者兼ケアマネをやっています。管理者をやっていると、いろいろと悩みは尽きません。だけど、よくよく考えてみると、仲間であるはずのケアマネジャーに悩まされることも、結構あります。皆さんも、出くわしたことはないでしょうか。次のような、言動と態度で現場をかき乱す、「トンデモ・ケアマネ」に。

突然いなくなる

知り合いが運営する事業所の話ですが、突然、連絡もなく事業所に来なくなった人がいました。それ自体、トンデモ行動なんですけど、その後、さらにびっくりさせられることが…。

知り合いからの依頼で、いなくなったケアマネの代わりに利用者さんの家を訪問した時のことです。開口一番、言われたのが「何年も担当してもらっていたけど、前の人は1回しか会ったことがなかった」「あなたは毎月来るの? 一体、何をしに??」

つまり、その人、月一回の訪問すらもやっていなかったわけです。事業所にいる間は、毎日忙しそうに出かけていたらしいんですけど…。どこに行っていたのか、今でも謎です。

医師の診断も無視しちゃう

医師の診断名を無視して、自分の“診断”を押し通し、プランを作ろうとした人もいましたね。「あの人は鬱じゃないです」「この人はアルツハイマーじゃない。別の認知症」などなどなど。

もしかしたら、医師の診断の方が間違っているのかもしれません。でも、仮にそうだとしても、ちょっと様子を見聞きしただけで、専門職の判断を、断定口調で覆そうとすること自体、あり得ません。

とにかく、エラそうで上から目線

他の事業者に対し、とってもエラそうに接する人も結構います。確かに、ケアマネは連携の要です。それに、各事業者もケアマネは大切にしてくれます。

でも、だからと言って事業者をあからさまに見下したり、無理難題を言ったりするのは、やっぱり何かが違う。ひどい例では、自分が書いた書類が間違っていたためにトラブルが生じたのに、巻き込まれただけの事業者を怒鳴りつけていた人もいたなあ。

そういえば、なぜか白衣を着たがる人もいましたね。そりゃ、利用者に信用される服を選ぶことは大切ですよ。でも、だからといって白衣を着る必要はありません。あと、直接見聞きしたわけじゃないですけど「ケアマネにも弁護士バッチみたいなものを作るべき!」と主張している人もいるらしい。

たぶん白衣を着たがったり、バッジつけたがったりする人って、自信はないけど自尊心は強い人なのだろうなと思います。なんだか逆に恥ずかしい…。

最後に、「トンデモ・ケアマネ」と遭遇した時の私なりの対処法について、提案します。

まず、その人が、他の事業所のケアマネの場合。「何があっても聞き流す」。これに尽きます。

続いて、その人が同じ職場にいる場合。大変ですが、論理的に正論を重ねて、勘違いや誤解を少しずつでも修正していくしかないでしょう。

「トンデモ・ケアマネ」は、あまり人の話なんて聞かない上、変に弁も立つので、修正するのも大変です。でも、「めんどうだ…」と放置してしまうと、今度はその人が事業所内で変な発言力を持ってしまう。そうなってしまうと、もう手に負えません。

もう一つ、他事業所に迷惑がかかっていないか確認することも大切です。実害が出ているのなら、きちんと謝罪しておきましょう。場合によっては、地域包括支援センターや役所などに相談しておくことも良いと思います。会社や自分自身を守ることを考えないといけない状況もあり得ますから。いずれにしても、一人で悩むのではなく、みんなで問題を共有していくこと。それが大切だと思います。

飄々
関東在住の管理者兼ケアマネ。ケアマネ歴は13年、管理者歴は4年。

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