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白木裕子の「実践! 仕事力の磨き方」 VOL.02
生活援助に基準回数!(後編)

プラン見直しのポイント2‐利用者の思いを反映させる

生活援助に基準回数!

さらに重要なのは、利用者らしさを聞き取り、その思いを反映した目的を立て、ケアプランを構成することです。

要介護1や要介護2の方なら、できることは、まだたくさんあります。だから、アセスメントでは、ご利用者のできることや好きなこと、やりたいことにしっかり着目しなければなりません。

具体的には、「子供にまたあの料理を食べさせてあげたい」「もう一度買い物に行けるようになって、旬の食材で料理をしたい」「夫と苦労して建てたこの家で暮らし続けたい」といった事です。そういう思いを引き出すアセスメントこそが大切です。

この点については、以前のこの講座「ケアプラン作成のコツ・着眼点・改善方法 ~その利用者らしさを引き出すアセスメント~」で、詳しく触れていますので、ご参照下さい。

繰り返しになりますがケアプランを見直し、見守り的援助を充実させる場合、その人らしい思いが反映した目的とプランを目指す姿勢は不可欠です。その点がぼやけたままでは、どれだけ多くの見守り的援助を位置付けたとしても、期待した効果は得られないでしょう。

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プラン見直しのポイント3-保険外も積極活用を

生活援助に基準回数!

ただし、いくら自立支援の理念を説明しても、「一緒にやると時間がかかる」「本人がめんどうくさがっているから」と、ヘルパーに代わりに家事などを担わせてしまおうとするご利用者もいるでしょう。

こうなると、見守り的支援はおろか、生活援助として位置付けるのも難しい。無理に生活援助に当てはめようとすれば、「ヘルパーさんを家政婦代わりにしている」ということになってしまいます。

こうしたご利用者に対しては、介護保険外のサービスの利用を提案する必要もあると思います。民間の家政婦だけでなく、シルバー人材センターに掃除だけをお願いすることだって選択肢になります。

保険外のサービスを使うのは苦手と言う人もいるでしょうが、もはやヘルパーさんに家政婦のような仕事を担わせるのはできない時代になったと認識してください。そのくらい、ヘルパーさんの数は足りないのです。

その一方で、利用者の中には、「保険外サービスを使っても、自分のやりたいことを取り戻したい」という人はたくさんいます。

保険外のサービスも含め、どうやって本人の能力を保ち、高め、自立を維持していくか。多種多様なサービスが存在する中で、どのように自立支援をしていくか。その点がケアマネにより求められているのです。それができるよう、ケアマネも変わっていかなければならないのです。

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白木 裕子 氏のご紹介
白木 裕子 株式会社フジケア社長。介護保険開始当初からケアマネジャーとして活躍。2006年、株式会社フジケアに副社長兼事業部長として入社し、実質的な責任者として居宅サービスから有料老人ホームの運営まで様々な高齢者介護事業を手がけてきた。また、北九州市近隣のケアマネジャーの連絡会「ケアマネット21」会長や一般社団法人日本ケアマネジメント学会副理事長として、後進のケアマネジャー育成にも注力している。著書に『ケアマネジャー実践マニュアル(ケアマネジャー@ワーク)』など。

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